事故などを未然に防ぐ事ができ最適な工法をご提案出来ると共に、修繕や改修の事前の準備が可能となり、
確かな安全・安心につながります。
外壁タイル仕上げ材調査
タイルは、躯体コンクリートの保護及び意匠的効果を目的とする、耐火性・耐水性に優れた仕上材です。 タイル張り仕上材に発生する主な劣化現象には、浮き・ひび割れ・欠損等があり、これらの劣化現状を放置することは、 ひび割れ・欠損部より雨水が侵入し、浮きを増大させ、剥落事故を引き起こす要因にもなります。 タイル調査は高所作業車・ブランコ・ゴンドラ等を使用して目視やテストハンマーによりタイル仕上表面を軽打しその反響音で浮きの範囲または、健全範囲を特定など行ないます。 |
外壁塗装仕上げ材調査
塗装仕上材は、美観と下地保護をする上で一般的な仕上方法として幅広く使用されていますが、紫外線・大気汚染などの劣化外力に影響されやすい性質があります。 塗装仕上材に発生する劣化現象は、汚れ・変退色・光沢度低下・白亜化・減耗・ふくれ・剥れ・エフロレッセンス・ひび割れの発生があります。 これらの劣化現象を放置することは、美観を損ない、更にコンクリートの保護性を損なうことにもなります。 |
防水仕上げ材調査
屋上防水、バルコニー防水等の防水仕上げ材は建物の中でも過酷な条件下におかれており、日射熱・紫外線・水などの劣化要因と共に、
下地の挙動などの物理的劣化外力が影響を及ぼし合い、その結果防水層の保護塗装の減耗・退色、防水層の膨れ・ひび割れ・剥れ・穴あきなどの現象をおこしながら劣化し、
耐用年数に向かって行きます。
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シーリング仕上げ材調査
シーリング材は合成ゴムを主成分とした弾性力に富む充填材で、主として異種部材取合い部や外壁壁目地等、防水性確保を目的として施工されています。 調査では目視や指触にて硬化、収縮しわ、ひび割れ、接着面の剥離等、漏水の直接原因となる状態を確認します。 シーリング材は、防水気密と挙動追従という背反する二面性を要求され、建物の外装部材の中でも比較的耐用年数の設定が短いものとなっております。 |
各種試験調査
○タイル引張接着強度試験 外壁タイルが基準値以上で接着しているかを調査します。 ○塗膜付着力試験 既存塗膜が基準値以上で接着しているかを調査します。 ○シーリング材ダンベル物性試験 既存のシーリング材を採取し弾力性を調査します。 ○コンクリート中性化試験 コンクリートコアを採取し中性化の進行度合を調査します。 |